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◆PART5 運転を長く続けるために ◎認知症と自動車運転 18 教習所で認知機能をチェックできる ◇講習予備検査で認知機能を検査できる 高齢ドライバーによる交通事故が増加傾向にあるため、70歳以上の高齢者が運転免許を更新するには「高齢者講習」を、75歳以上であれば「講習予備検査（認知機能検査）」も受けることになります。 どちらも有料ですが、試験ではないので、合格・不合格はなく、受講後には「高齢者講習終了証明書」が交付されます。 ◇高齢者講習と講習予備検査 (1) 高齢者講習：免許の更新時70歳以上 指導員が同乗する自動車をコースに沿って実際に運転したり、運転適性検査器材を使った検査をし、助言や指導を受ける。 (2) 講習予備検査：免許の更新時75歳以上 高齢者講習の前に受験。当日の年月日や曜日、時間を答える「時間の見当識」、数種のイラストを記憶し、ヒントなしとヒントありで回答する「手がかり再生」、時計の文字盤と時刻を描く「時計描画」の3項目で、記憶力と判断力を検査する。 ●どちらも免許更新期間の満了日6ヶ月前から受けられる。 |