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◆Part4 運転がおかしい！ と感じたら 対策13 自動車教習所での講習予備検査で早期発見を ？ 講習予備検査の受検者の反応にとまどうことがあります。［自動車教習所勤務 指導員］ 私は大阪府内にある自動車教習所の指導員です。10代から20代の若い人を指導することが多いのですが、70歳以上の高齢ドライバーを対象にした高齢者講習や講習予備検査も担当しています。この高齢ドライバーは、ほとんど運転歴数十年のベテランです。しかし、高齢になると誰でも、動体視力やとっさの判断力などが衰え、その影響で運転技能も低下する可能性があります。 高齢者講習は、そのことを自ら理解して安全運転につなげていただくのが目的で、運転免許更新時に70歳以上の人に受講が義務づけられています……。 △アドバイス 認知症に気づかず免許を更新している人も多いのでは。 自動車講習所が早期発見につながる場になって欲しいと思います。 高齢者の交通事故の原因は、「安全不確認」が一番多いそうです。これには長年の運転経験による過信や、老化によって標識や信号の見落としが増えることが関係していると.考えられます。そのため、高齢ドライバーにとって高齢者講習は、今の自分の運転をしっかりと確認するよい機会と言えます。 指導員の方は、ふだん若い人と接する機会が多いため、高齢者の動作や理解力を遅く感じることもあるでしょうが、ゆっくりとした説明を心がけていただきたいと思います。  |
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