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◆PART1 始めよう！ 認知症予防（抄） 1 おしゃぺりの輪を広げよう △会話中は、脳の神経細胞がフル活動 △笑顔で楽しめるおしゃべりを △適度な緊張感と関心を高めることが効果的 △健康な歯と口で、会話をなめらかに △耳の遠い人は、早めに補聴器を ◇予防効果アップのポイント 1 年齢や立場の異なる人ともコミュニケーションを広げ、初めて聞く話題や、相手の反応を楽しむ 。 2 明るい話題を選んだり、冗談も交えるなど、笑いながら話す。 3 気持ちよく話せるように、虫歯や歯周病を予防・治療する。 4 会話がしやすいように、発音の悪い人は、入れ歯を作るか、調製してもらう。 5 耳の悪い人は、なるべく早く補聴器の購入を。その前に耳掃除も大切。 ◆会話のきっかけに困ったら 誰でも、初対面の人と話すときは緊張します。そんなときの会話のきっかけづくりとして、相手に関心を示して、「聞く」ことから始めよう。 1 仕事や通勤手段 2 アクセサリー 3 健康状態 4 好きな食べ物 5 趣味 6 住んでいる場所や故郷 7 天気や季節の変化 8 ニュースや旅行 9 お互いの知人 10 などなど…… ◆みんなで歌って認知症予防 会合などで、みんなで一緒に歌を歌ってはいかがでしょうか。曲や歌詞を覚えたり、音程を合わせることで、脳の働きが活発になるだけでなく、さまざまな認知症予防効果があります。 ◆認知症を疑うポイント おしゃべり好きの人が、次のようなことが気になったときは要注意。早めに専門医の受診を。 1 人と話したり、説明したりするのが面倒になった。 2 人や物の名前が思い出せず、話がスムーズにできなくなった。 3 会合やサークル活動に出たくなくなった。 4 同じ話を何度もすると言われるようになった。 |