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◆PART1 始めよう！ 認知症予防（抄） 2 料理のレパートリーを増やそう △料理は、考えて手際よく実行する高度な作業 △初めての料理に、楽しみながらチャレンジ △台所作業は、できるだけ自分で続けるようにする ◆予防効果アップのポイント 1 何時も簡単な料理や、同じ料理で済ませず、新しい料理にもチャレンジする。 . 2 皮をむいたり刻んだりなど、なるべく多く指先を使う。 3 料理を作りながら、使い終わった道具を洗うなど、二つ以上の作業を並行してこなす。 4 盛り付けや器にも工夫を凝らす。 5 料理やお菓子作りを趣味として楽しむ。 6 レシピをよく読み、正確に指示通りに作る。 7 作った料理は、美味しく楽しく食べる。 ◆料理は脳を刺激する作業 1 献立を考える 2 食材を用意する 3 キッチンを手際よく 4 食器に盛り付け ◆食べる喜びも、味わいましょう。 1 健康上の食事制限のある人は、たまには好きな料理で、食べる喜びを満喫しましょう。 2 毎日料理を作るのを、負担に感じる人は、ときには家族で外食に出かけるなどの息抜きを。 3 独り暮らしの人は、お友達との食事会や、料理教室など、賑やかに食事ができる機会を増やす工夫を。 ◇料理を趣味に ‐ お菓子・そばやうどん・サケの肴 ◇しっかり噛むほど健康に ▼よくかまずに急いで飲み込むと 1 胃腸へ過度な負担をかける。 2 満腹感を感じられずに、食べ過ぎになる。 △しっかりと、よく噛んで食べると 1 口や頬の筋肉を鍛える。 2 唾液の分泌を増やし、口内の殺菌能力を高める。 3 飲み込む力を強化して、栄養摂取を助ける。 4 脳を刺激し、認知症を予防するという研究報告も。 ◆認知症を疑うポイント 料理を作り慣れている人が、次のようなことが気になったときは、要注意。早めに専門医の受診を 1 薄味の、微妙ないい味を出せなくなった。 2 変えたつもりはないのに、「以前とは味が違う」と言われた。 3 手際よく料理を作れず、時間がかかるようになった。 4 レシピを見たり、料理に手をかける気がしなくなつた。 5 食品を買ってきたら、同じ物が家にたくさん残っていることが増えた。 |