|
◆PART1 始めよう！ 認知症予防（抄） 6 頭の体操をしよう △楽しみながらパズルを解いて、達成感を得る △自分の得意なゲームで楽しく頭の体操を △文章を書いたり、本を読むことも効果的 ◆予防効果アップのポイント 1 ゲームは相手の反応をうかがい、何手も先まで読む。 2 ゲームやパズルを家族や仲間とのコミュニケーションに役立てる。 3 やったことのないゲームやパズルにも挑戦する。 4 勝ち負けにこだわらず、楽しみながらレベルアップを目指す。 5 日記や手紙には、意見や感想を書く。 ◆文章を書いて、頭を動かすコツ 1 日記：直前の出来事の記録だけでなく、昔の経験を思い出して書き添えたり、意見や感想なども交えると効果的。 2 自分史：今までの人生を振り返ることで、自分の存在価値を再認識し、自信につなげられます。 3 手紙：相手が読みやすく、.相手の立場や気持ちを想像した思いやりのある文章を。 4 回文：前から読んでも、後ろから読んでも、「しんぶんし」のように同音の文章のこと。「たけやぶやけた」「たしかにかした」「わたしまけましたわ」「にしがひがしに」「よわいわよはんしんはよわいわよ」 5 創作漢字 ◆認知症を疑うポイント 頭を使う作業が得意な人が、次のようなことが気になったときは要注意。早めに専門医の受診を。 1 頭を使うゲームやパズルが面倒になった。 2 頭を使った作業を最後までやり遂げられなくなった。 3 ゲームの得点を計算できなくなった。 4 最近のことを思い出せず、日記が書けなくなった。 5 自分で数日前に日記に書いたことが思い出せなくなった。 6 今日の日付や曜日が分からなくなった。 7 読書していても、何も頭に入らなくなった。 |